食育の一環として『だし』の味比べにビーナス・サターンのお友だちが参加しました。
☆かつおぶし・昆布・煮干し・ほんだし☆
4種類のだしを飲み比べしました。
さて、味は体のどの部分で感じるのでしょうか?
給食の先生がみんなに質問しました。
「口だよ~!」
「舌だよ!!」
みんな考えたことを給食の先生に伝えました。
給食の先生は正解を図で説明してくれました。
舌は『甘味・うま味・苦味・塩味・酸味』を感じる場所という事を給食の先生と学びました。
最後は『だし』の素となるかつおぶしや煮干しの匂いを嗅いだり、実際に飲んで自分の舌で味を感じる体験をしました。
煮干しの匂いを嗅いで「くさい!!」と言ったお友だち。
「かつお節の匂いだ!」と喜ぶお友だち。
実際に飲んでみると・・・・みんな何とも言えない表情をしていました。
舌を通して、素材そのものの味を味わう事が出来ました。
~だしの取り方~
★かつおだし★(つくりやすい分量) 水・・・1ℓ かつお節・・・10g(水に対して1%)
〇水を火にかけ、沸騰直前にかつお節を入れる。鍋に蓋をせずに再沸騰したら火を止め、約1分間の間に火からおろし、ザルでこす。
※かつお節はかつおの身を茹でていぶし、カビを付けて発酵させたもの。カビを付けるのは、魚のにおいと脂肪分を減らして、味と色つやを良くするためだそうです。
★煮干しだし★(つくりやすい分量) 水・・・500㎖ 煮干し・・・6尾くらい
〇煮干しの頭と腹わたを取り除き、水に30分浸す。中火にかけ、沸騰直前に弱火にして10分煮たてながら表面のアクを取り除き、ザルでこす。
※煮干しはかたくちいわしの稚魚を煮て干した「いりこ」が一般的です。他にも、小さいまあじを煮干しにした「豆あじ」や、とびうおを煮干しにした「あご」でだしをとることもあります。
お家でも作ってみて下さいね。